Oracleデータベースサーバーは、以下のコンポーネントによって、構成される。
・Oracleインスタンス
・Oracleデータベース
・ユーザープロセス
・サーバープロセス
・PGA
・Oracleデータベース
・ユーザープロセス
・サーバープロセス
・PGA
■Oracleインスタンス
OracleインスタンスはSGAとオラクルバックグラウンドプロセスから構成される。
OracleインスタンスはSGAとオラクルバックグラウンドプロセスから構成される。
◇SGA(システムグローバル領域)
メモリー上の作業領域。複数のプロセスにより共有される。
よく使用するデータをSGA上に読み込み、共有化することで各ユーザーによるディスクアクセス の繰り返しを防ぎ、パフォーマンス悪化を防ぐ。
メモリー上の作業領域。複数のプロセスにより共有される。
よく使用するデータをSGA上に読み込み、共有化することで各ユーザーによるディスクアクセス の繰り返しを防ぎ、パフォーマンス悪化を防ぐ。
SGAは、インスタンスを起動するとOracleによって初期化パラメータファイルに設定されたサイズで確保される。
SGAは用途別に以下の領域に分かれる。
①データベースバッファキャッシュ
データベースから取り出されたデータブロックを保管するためのメモリ領域。
同じデータを何回も繰り返し読み込まないようにするための「キャッシュ」の役割と、
データベースにまとめて書き込むための「バッファ」の役割をもつ。
※データブロックとはOracleでのデータの読み書きを行う固定サイズのデータ
データベースから取り出されたデータブロックを保管するためのメモリ領域。
同じデータを何回も繰り返し読み込まないようにするための「キャッシュ」の役割と、
データベースにまとめて書き込むための「バッファ」の役割をもつ。
※データブロックとはOracleでのデータの読み書きを行う固定サイズのデータ
②REDOログバッファ
データベースに加えられた変更履歴情報が書き込まれる。
***いつまでログバッファにキャッシュされるのか?***
データベースに加えられた変更履歴情報が書き込まれる。
***いつまでログバッファにキャッシュされるのか?***
③共有プール
データブロック以外の共有可能なデータを一時的に保管するためのメモリ領域。
共有プールは以下の3つの領域で構成される。
・ライブラリキャッシュ
解析済みのSQL情報とコンパイル済みのPL/SQLコード
・ディクショナリキャッシュ
データディクショナリから参照されたデータ
・結果キャッシュ
問い合わせの結果とPL/SQLファンクションの結果
④ラージプール
大きなサイズのデータをプロセス間でやり取りするために利用するメモリ領域
データブロック以外の共有可能なデータを一時的に保管するためのメモリ領域。
共有プールは以下の3つの領域で構成される。
・ライブラリキャッシュ
解析済みのSQL情報とコンパイル済みのPL/SQLコード
・ディクショナリキャッシュ
データディクショナリから参照されたデータ
・結果キャッシュ
問い合わせの結果とPL/SQLファンクションの結果
④ラージプール
大きなサイズのデータをプロセス間でやり取りするために利用するメモリ領域
⑤Javaプール
Javaストアド・プロシージャを実行するためのJava VMに使用されるメモリ領域
⑥Streamsプール
Oracle Streamsと呼ばれるメッセージング機能を実現するために、メッセージデータを格納する際に使用されるメモリ領域。
REDOログバッファ領域を除き、各領域は動的にサイズを変更することがてきる。
※REDOログバッファサイズは初期化パラメータファイルのLOG_BUFFERパラメータにて設定。
※REDOログバッファサイズは初期化パラメータファイルのLOG_BUFFERパラメータにて設定。
◇SGA情報の確認
SQL*Plusの「SHOW SGA」コマンドでSGA情報を確認することが可能。
以下、コマンドの表示項目説明。
・Total System Global Area:SGAの全体サイズ
・Fixed Size:SGAの管理情報が格納される固定領域のサイズ
・Variable Size:共有プール、ラージプール、Javaプール、Streamsプールの合計サイズ
・Database Buffers:データベースバッファキャッシュのサイズ
・Redo Buffers:REDOログバッファのサイズ
◇バックグラウンドプロセス
バックグラウンドプロセスは、インスタンスを起動すると自動的に起動する一組のプロセス群。
オラクルシステムの裏で全体管理を行っている。
①SMON(システムモニター)
②PMON(プロセスモニター)
③DBWn(データベースライター)
④CKPT(チェックポイント)
⑤LGWR(ログライター)
⑥ARCn(アーカイバ)
⑦MMON(管理モニター)
バックグラウンドプロセスは、インスタンスを起動すると自動的に起動する一組のプロセス群。
オラクルシステムの裏で全体管理を行っている。
①SMON(システムモニター)
②PMON(プロセスモニター)
③DBWn(データベースライター)
④CKPT(チェックポイント)
⑤LGWR(ログライター)
⑥ARCn(アーカイバ)
⑦MMON(管理モニター)
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