■Oracle Database Instant Client とは
Oracleのページでは、以下のように記述されております。
Instant Clientを使用すると、標準のOracleクライアントをインストールしたりORACLE_HOMEを作成したりすることなく、アプリケーションを実行できます。 またOCI、OCCI、Pro*C、ODBC、JDBCを使用するアプリケーションを変更せずに実行できる上に、使用するディスク領域を大幅に削減できます。 SQL*PlusとInstant Clientの併用も可能であり、 再コンパイルなしで問題なく動作します。
■ダウンロード先
こちらのページよりダウンロードが可能です。
(無償での利用可能)
■インストール方法
以下、当方にて試した結果です。
目的:SQL*PLUSを利用して別マシンのデータベースに接続する。
クライアントPC(インストール先)のOS:WindowsXP Professional Version 2002 Service Pack 3
接続するOracleデータベースのバージョン:11gR2
①上記ダウンロード先より、環境に適したダウンロードページを選択
・ Instant Client for Microsoft Windows (32-bit) を選択
②以下のZIPファイルをダウンロード
・instantclient-basic-nt-12.1.0.1.0.zip
・instantclient-sqlplus-nt-12.1.0.1.0.zip
③以下のフォルダを新規作成
・C:\Program Files\instantclient
④作成したフォルダに②でダウンロードしたZIPファイルを展開
⑤以下の環境変数を新規作成
<システム環境変数>
変数名:PATH
値:C:\Program Files\instantclient\instantclient_12_1
※注意(1)
環境変数PATHを設定する際、パスに「全角文字」が含まれていると上手く動きません。
例) C:\Documents and Settings\Administrator\デスクトップ\instantclient\instantclient_12_1
※注意(2)
パスは、C:\Program Files\instantclientではなく、ZIPファイルを展開して自動作成された「instantclient_12_1」のフォルダまで含めたパスとすること。
■SQL*PLUSの設定確認
コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力
・sqlplus /nolog
"SQL>"となることを確認。
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